教室紹介

太田いと書道教室は、平仮名の書道教材とグッズの専門店です。

お店は、岡山市内の中心で、路面電車の終点近くにあります。店長は、元書道講師だった太田いとが担当しております。教材とグッズの開発と接客、Webは、店長の息子である私、太田孝正が担当させていただいております。

こちらでは、教室の方針と今のくせ字が生まれた現状や、教材の開発に至る内容となります。先に教材を見られたい方は、別ページでサンプルを公開しています、→商品

もくじ

教室の方針

  • くせ字矯正。
  • 教材とグッズの販売のみ。
  • 平仮名中心。漢字は対象外。
  • 教室なのに書道は教えない。
  • 元書道講師の母が店長
  • 店長は説明はしない。
  • 説明は事務局が対応。
  • 営業日:毎週金曜13:00〜14:55

一般的な平仮名教材の問題

今から10年以上前、母の書道教室に生徒さんも増えてきたある日、母が、事務所で一人困っている様子でした。私は、母にどうしたの?と話を聞いてみました。すると、平仮名の教材で困っていて、一般的な平仮名の教材を使おうにも、問題があったのです。つまり、教材と母の書体と異なるので、添削でズレが生じるのです。

講師の筆跡で書体を作る。

そこで、オリジナルの書体を作ることにしました。既存の書体をベースに母の筆跡と組み合わせて平仮名46種類を網羅して、ら、て、ねというのは、完全に母の書体です。

楽しく面白い教材へ ~回文マンガ

完成した書体を、継続的に練習をして頂くには、教材に面白い要素が必要になります。

  • テーマが回文 例:かるー ほんまに マンホールか
  • 横書きの平仮名にマンガやイラストを。
  • とんちが効いたA4サイズの絵巻物。
全部で100枚ありますが、完成に2年以上の時間がかかりました。

   →商品

くせ字を矯正したい人のお声

教室での書道体験をされた方からのアンケートなどでこんなお声を頂きます。

  • 40代:10代の息子は漢字は書ける。平仮名を徹底的に。
  • 30代:カーボン書類が多く、きちんとした文字を。
  • 20代:有段者だったのに、今は、平仮名は、まる文字。

上記のデータを見ると、くせ字になった10代の時の自分であったり、親からの目線として問題意識になっています。それでは、くせ字の原因になっている10代の頃の文字について考察してみたいと思います。

くせ字の原因

事務局をやっていて驚くことがありました。

母の生徒さんで、女子大生二人のOBから年賀状が届いたのですが、お二人が全く別の地域に住んでいるのに、文字がそっくりな丸文字になっていたのです。彼女らは何年にも渡り書道を学んできて、こんな文字になってしまって、私は、頭を抱えてしまったのです。

こういった話を踏まえ、親御さんに聞き取りをしました。

小学五年生くらいから、同級生の友達同士で手紙のやりとりが始まります。その時に、楷書のカクカクした文字は書きたくなくて、かわいい平仮名を書きたくて仕方がないとのこと。

さらに人によってかわいいというのは違います。そこで丸文字を選んだり、ギャル文字を求めたりするようです。丸文字の講師がいるわけでもないのに、友人のかわいい丸文字を習いたいという信じられない言葉が出てきます。

私もまる文字を書いてみましたが、元女子中学生によると、かわいくない丸文字だそうです。

くせ字矯正教材

ところが、自身の丸文字を改めないといけないタイミングがやってきます。

それは、就職や入試の履歴書や出願書類。

そこでまる文字からちゃんとした文字に変わるには、何かを変えていく必要があります。

そこでどうするか。

平仮名の教材を調べているうちいろいろな事がわかりました。

  • 平仮名の語源が、漢字。
  • 語源の書体は隷書
  • 例:“安”⇨“あ”、“美”⇨“み”。
  • 漢字の構造と書き順が、平仮名のベースに。

ただ、平仮名の語源が隷書という書体だから、小学一年生に“み”の語源は隷書の美だと説明を終えるのは無理があります。

さらに調べると、平仮名に至るまでに、草書という書体がある事を知りました。そして、隷書⇨草書⇨平仮名の変化していく様を学習することが大切ではないかと思うようになりました。それが、このくせ字矯正教材なのです。

くのーの書き順が、“あ”の書き順と類似。
時代により書き順に変化があり、平仮名に名残がある。

商品

くせ字のもう一つの原因ー冷え性などの身体的問題

以前、書道体験をして頂く時、全員ではないですが、くせ字の人に共通の身体症状があることに気づきました。

  • 色白
  • 肩こり
  • 指先の冷え

体験で、教室で初めてお会いする時、血色が悪かったり、歩き方に独特なくせ、用紙を両手で囲むように書いている方も多く、ご本人の自覚症状で、冷えで指の間接が思うように動かないと言われる方もいらっしゃいました。

前述の、まる文字、ギャル文字が、流行やアイドル、ヨコの人間関係で培われてきたようですが、一方で身体的な問題で、くせ字になっている人たちがいることに気づきました。

くせ字矯正グッズの開発

上記の気づきの中で、以下のような事を考えました。

  • こんな身体症状で、良い教材と講師がいてもきちんとした文字が書けるのか?

そこで、細かくはご説明は控えますが、書く側の身体的な改善を感じたので、くせ字矯正グッズの開発に至ったのです。

内容としては、くせ字矯正グッズのメインとなるのは、放電ジュエリーです。部材の一部にパワーストーンがあり、磁力に似たエネルギーを持ち、体に溜まった電気を放電して、その結果、体が楽になることが期待できます。実際、体験者の方に伺うと、指が楽に動かせるというお声を頂いております。

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